人生におけるチャンスの掴み方
どうして自分の番が回ってくると確信しているの?
声優事務所にいたときに、先輩声優の方に言われた一言で今でも忘れられないのがこの言葉です。
僕は社会人2年目の際に、仲の良かったテレ東のプロデューサーのS氏に薦められて、1年だけ声優事務所に所属していたことがありました。
全くの未経験で声優の世界に飛び込んでみようと思ったのは、単純にその方にオーディションを受けてみたらと飲みの席で言われて、受けてみたのがきっかけでした。

鼻につく言い方かもしれませんが、本当に受かるなんて思ってなかったです。
ただ、偶然飛び込んだ声優の世界で、Youtubeのボイスドラマや乙女ゲームのヒーロー役、ナレーション等色々と経験しました。
周りの同期との違いは、声優としての下積みがないことでした。
そのため、声優として活動しながらボイストレーニングもたくさん受けました。
この言葉を言われたのも、ボイストレーニングを受けていた時でした。
ナレーションのレッスンを受けており、最後に一人一人全員の前で実践してみようという流れでした。
ナレーションは発声の基礎基本が一番現れるものなので、自信もなく、僕は挙手制の順番決めに参加しませんでした。
むしろ、「最後の方が目立つやん」くらいの考えでした。
すると、実践会は10人もせずに終わりました。当然自分の番は戻ってきませんでした。
その時に講師をしていた先輩が全員の前でこう言いました。

完全に虚を突かれたような感覚がありました。
確かに、先述した僕の考えは確実に順番が回ってくる前提で考えていました。
しかし、声優という世界は弱肉強食。
実績や実力がモノをいう世界で、オーデイションを受けても自分の一人前の人で決まってしまうことも往々にしてある世界です。
その中で順番待ちをしているのは、ずっと上に上がるための階段をずっと誰かに譲っているような状態です。
チャンスを掴むためには、次があるなんて思ってはいけない
それ以来、仕事やプライベートで人と関わる中で次の言葉に引っかかるようになりました。
「いずれ、そういうタイミングがあればやってみたい」
「少し時間を置いてから、機会があればお願いします」
これらの発言は、次のタイミングが来る前提で会話がされています。
直接僕がお誘いした機会でなくても、そういう発言を耳にすると「この人はもう誘われないだろうな」と思ってしまいます。
月並みですが、チャンスの神様には前髪しかないので、その一瞬のチャンスを掴めるかどうかで人生が変わります。

それは僕が体験したような声優として成功できるかのような大きなものもあれば、好きなイベントに参加できるかどうかの小さなものも含めてです。
本当に求めるものであれば、誰かを押しのけてでも小さな成功の糸を掴まないといけない瞬間がある。
これは自戒を込めて書いていますが
僕は中学生の頃に5年間両片思いしていた女の子が、告白しようと決めた翌日に転校しました。
そういうこともあるのが人生です笑
小さなチャンスを大切にしていきたいですね!